金剛山ヒルクライムと癒しの峠 紀見峠
いや~、暑いですね。
暑いときは無理しちゃいけません。
無理しちゃ・・・
ということで、金剛山行ってきました。(^^;
今日は珍しく目覚ましが鳴る前に目が覚めました。
まぁ、トイレに行きたくて目が覚めたのですが・・・。
5時に起きたのですが、ガサゴソするとうちのパグ犬銀次郎が起きて騒ぎ出すので、銀次郎を起こさないようにコッソリとサイクリング準備開始。

6時に自宅を出発。
今回も重たい輪行袋は外してます。
まずは町ジテ貴志川店を目指します。
途中、サンレモ(私の比較的近所にあるロードバイク専門店)のジャージを着た黄色いシューズのローディに遭遇。
雨山のトレーニングに向かっているのでしょうか。
なんとか付いて行けるかな?と思い、一生懸命頑張って付いていきました。
1,2kmほど頑張りましたが、ちょっとした登り坂で引き離されました。
やっぱり日頃から鍛えているローディには付いてゆけません。。。
というか、この頑張りで右ヒザを少し痛めたみたい。。。
膝が痛む前兆のような違和感と若干の痛みを感じるようになりました。
マイペースを心掛けないといけませんね。
特にいつもより長距離を走ったり、山や峠に行く時は気をつけないと、行くまでにへばってしまっては話になりません。

予定通り7時に町ジテ貴志川店に到着。
さすがにお店はまだ開いていません。
店の隣の自動販売機で水分補給。

貴志川付近の紀ノ川河川敷は相変わらずガラガラ。
ヤンキーくずれのニイチャンの煩い原チャリとすれ違ったくらいです。

紀ノ川南側を走っていると、見慣れない神社を発見。
比較的新しい神社のようです。
まぁ、結局のところ神社のベンチで休憩したかったのでした。(^^;

そんなこんなで、ほとんど紀ノ川南側を走って奈良県入り。
「紀ノ川」は奈良県に入ると、「吉野川」に名前が変わるようです。
ここまでくれば川幅も狭くなり、あちこちに橋が架かっています。
適当なところで紀ノ川(吉野川)北側に出て24号線を走りました。
ここで痛恨のミス。

Yahoo!の地図で見ると五條市役所を北上すれば金剛山に行けるような感じだったのですが、その五條市役所を見過ごしてしまって4、5kmほど24号線を走ってしまった。
だんだんと店の数も雰囲気も街中とは言えないような感じになって、いくらなんでも行き過ぎたと思い、開店準備中のお店の人に聞いてしまった。

気を取り直して、24号線から310号線に入りました。
ここで五條道路(新24号線?)を挟んで、2軒のローソンが向かい合っていて、手前(南側)のローソンに入って、ジュースとざるそばを購入。
ここからは山なので、これ以上先にコンビニがある可能性は低いと思い、10時とお昼には少し早いですが、早めの昼食。
初めての場所なので、何があるのか何が無いのか、不安でもあり楽しみでもあります。
ここのローソンには5席程度のちょっとしたカウンターがあり、そこでざるそばを食べました。
店内にカウンターがあるコンビニっていいですね。
暑い中、コンビニ前の駐車場の片隅でしゃがみこみながら食べなくてすみます。

田んぼの前の自動販売機の隣にベンチ。
農作業の合い間にタバコをふかしながら休憩する農家のおじさんの姿が目に浮かびます。
ということで、私もそのマネをして一服。
ようは休憩したいだけでした。(^^;

310号線は比較的車の通りも少なく、バイカーのほうが多いような印象でした。
しかし傾斜がきつく、7段変速のDAHON Boardwalkには辛いですが、それでも全く登れない訳ではなく時速5km/h程度で登りました。
それにしても暑いので、水分補給の回数が多くなり、500mlペットボトル2本が見る見る無くなっていきます。

もう少しでペットボトルが空になるというところで金剛トンネルに到着。
初めての山や峠は緊張しますね。
余分なペットボトルは重くなるだけなので出来るだけ持って登りたくないけど、坂道を登っている途中で水分が無くなる恐怖は経験したくない。
なにぶん始めての場所なので、この先水分補給出来るかどうかわからないところでの判断が求められるところです。

金剛トンネルを抜けると、しばらくは楽しいダウンヒル♪
しかし、またここを登って帰ってこないといけないと思うと「もう、このへんでダウンヒル終わってもいいけど。。。」と思うようになります。

しばらくダウンヒルを微妙な気持ちで下ったところ、今まで通ってきた310号線と214号線が交差している所に自動販売機を発見!
ここで自動販売機が無かったら、金剛山を断念して引き返すか北上して大阪に抜けようと思っていたところでした。
軟弱ポタラーの私にDNFという言葉は無いのだ。(^^;
目的地を変えれば良いだけのこと。(笑
なんて思いながら、自動販売機のおかげで急に元気が出てきました。
自動販売機でペットボトル3本買って、1本は来る途中のコンビニで買った「1本満足」のチョコチップバナナと一緒に飲み干し、残りの2本はこれからのヒルクライムのためにリュックの中に入れました。
汗が半端なく吹き出てきます。
途中の木陰を見つけては水分補給してましたが、飲んだらすぐに汗になって出てくると思うほどです。
ヘルメットの中にインナーキャップを被ってましたが、そのインナーキャップを絞るとボトボトと汗が滴り落ちます。

ロープウェイの手前から金剛山頂上に行く道がYahoo!の地図にはありましたが、未舗装っぽくて、しかも傾斜がキツイのでアッサリとパス。(笑
こんなところ、とても行けましぇ~ん。
と言うことで、ロープウェイ乗り場付近まで行くことにしました。
だってオイラ、軟弱ポタラーだもん。(^^;
もう少しでロープウェイ乗り場というところで、おもいっきり左足が攣りました。
右ヒザを朝に痛めていたので、右ヒザをカバーするために左足を酷使しすぎたのだと思います。
今までに経験したことの無い攣り具合です。
立つどころか自転車から足をどかすことができません。
DAHON Boardwalkのトップチューブに腰を降ろしたままどうすることもできずに、苦痛で顔を歪めました。
まるで、オマルにまたがった小さな子供が気張っているようです。
その滑稽な姿を原チャリで下ってきたオバチャンに怪訝そうな顔で見られましたが、痛さでどうすることもできません。
しばらくその姿勢でいると(好きでその姿勢でいた訳ではありませんが)徐々に痛みが引いていき、なんとか回復しました。
まぁ、随分と時間が経ってからだと思いますが。。。

ようやく金剛山ロープウェイまで登ってくることができました。
ここに来る途中には、どこかのサイトで見かけたような気がするピンクのグラデーションのジャージを着たローディをはじめ多くのローディにバンバン抜かれましたが、ほとんど挨拶をしてくれて気持ちが良かったです。
まぁ、抜かれて闘争心燃やしても、オイラの貧脚では抜き返せないし。。。(^^;
金剛山ロープウェイより先は行けなさそうなので、ここで折り返します。
後から登ってきたローディもここで折り返してゆきます。

13:30頃、登ってくる途中で目を付けておいたパスタ屋(パスタ&カフェ)に寄ってランチタイム♪

外観も店内もロッジ風の落ち着いた良い雰囲気のお店です。

千早ベーコンときのこのスパ 和風仕立 850円
注文した後から気付いたのですが、冷たいパスタもあったので、そっちも良さそうな感じでした。
とても美味しかったのですが、特にこれと言った特徴は無いように感じました。
星3つ。★★★☆☆
310号線と214号線が交差している所の自動販売機まで快適にダウンヒルを楽しみました。
しかし、ここから引き返すとなると、また登り坂です。。。
そこで、一旦北上して大阪側に抜けて、そこから「癒しの峠」と呼ばれている紀見峠で帰ってくることにしました。
まぁ、せっかくここまで来たことだし、同じ道を通って帰ってきてもつまらないので。
なんと言っても「癒しの峠」だし。。。(^^;
ということで、310号線を北上して209号線に入り、高野街道(371号線)で南下しました。
こうなることは予想していなかったので、手書きの地図は持ってきてませんが、まぁ、後から見ると良い感じのルートだったと思います。

ところが、紀見峠までの高野街道は道幅が狭く、おまけに車がビュンビュン走っていて、メチャクチャ怖かったです。
明るい昼間でしたが、リヤライトを点けて、車に怯えながら坂道を登ってきました。
どこが「癒し」やねん。。。
メチャクチャ怖いやん。。。

しばらく怖い高野街道を走行すると陶器の店があり、そこから紀見峠(旧371号線)の入口でした。
念のため、その陶器屋のベンチに座っていた店の人ともお客とも判断がつかないオバチャンに声をかけて聞きました。
少し雑談しましたが、その話の中で自分がついさっき登った「金剛山」という名前が出てきませんでした。
頭が暑さにやられてしまっている感じでした。
まぁ、元々頭はやられていますが・・・。(^^;
じゃなきゃ、こんな暑い日にわざわざ自転車で山に登らないって。

さすが紀見峠は「癒しの峠」と呼ばれるだけあって、傾斜は310号線ほどきつくなく、あちこちに木陰があり、道も綺麗で、車の交通量も少ないので快適そのものです。

トイレも綺麗。
でも、トイレに手洗い場が無く、水の補給は無理でした。

ようやく紀見峠頂上(?)に到着。
皆さんの例に漏れず撮影ポイントで撮影。。。
もしかすると、ここじゃなかったかも?(^^;

あとは楽しいダウンヒル♪
傾斜もきつくなく、道は綺麗で、車の交通量も少ないので、最高に楽しいダウンヒルでした。
しかも、紀見峠から371号線に出ても、片道2車線の広い綺麗な道で、ここも快適に橋本市街地まで下ってくることが出来ました。

橋本市街に着いたのが16時くらいでしたが、食べるなら今しかないと思い、目に留まった「大阪大将」に入ることにしました。
ヒルクライムや峠越えはお腹が空きます。(^^;

棒々鶏冷やし中華 690円
チェーン店だけあって味も申し分なし。
さっぱりとしたお酢が疲れた体を癒してくれます。
星3つ。★★★☆☆

帰りはだいたい来た道を戻ります。
わりと紀ノ川南側のほうが信号も少なくて走りやすい。

町ジテ貴志川店に着いた頃には、閉店間近だったので、ちょっとだけ水分補給と一服をしました。
家に帰る頃には、もう辺りは暗くなっていましたが、いつもより早く起きて早く出発したので、金剛山や紀見峠を充分楽しむことができました。

6:00 自宅出発(和歌山城付近)
7:00 町ジテ貴志川店
10:00 ざるそば(ローソン五條インターチェンジ前)
12:00 310号線と214号線が交差している自動販売機
13:00 金剛山ロープウェイ
13:30 パスタ(パスタ&カフェ)
15:15 紀見峠入口(大阪側 旧371号線入口)
15:45 紀見峠(頂上)
16:15 棒々鶏冷やし中華(大阪大将 橋本店)
18:45 町ジテ貴志川店
20:00 帰宅(和歌山城付近)
2012年 7月28日(土)
走行時間:9時間25分
走行距離:169 km
平均速度:17.9 km/h